Ⅰ-法人の理念・沿革・事業活動に関すること
今から36年前の昭和54年12月、千葉県自閉症児者親の会連合会で「年長部会」が組織されました。それから4年後の昭和58年1月には、施設建設集団「菜の花会」が結成され、その翌年の昭和59年10月社会福祉法人菜の花会設
立発起人会が発足、それから3年、自閉症の我が子の幸せを心から願う保護者の血の滲むような努力により昭和62年10月、「社会福祉法人菜の花会」が千葉県より認可を受けました。
そして、翌年の昭和63年5月入所定員40名の「しもふさ学園」が開園。 ・主たる事業所及び事業開設についての沿革については以下の通りです。
平成 9年 4月 しもふさ学園「通所部」開設
平成13年 4月 しもふさ学園分場「おしゃれ工房」開設
平成14年10月 千葉県自閉症・発達障害支援センター千葉県より受託
平成16年 5月 しもふさ学園学園分場「ワークステーションたか」開設
平成19年 4月 多機能型福祉事業所「アーアンドディだいえい」開設
平成21年 4月 しもふさ工房開設
平成24年 4月 菜の花会指定特定相談事業所指定受ける
平成26年 4月 強度行動障害者用グループホーム「まなむすめホーム」開設(千葉県モデル事業)
平成26年 4月 「強度行動障害のある方の支援者に対する研修」事業を千葉県より受託。
平成28年 4月 メゾン・ドゥ・コルザ開設 強度行動障害のある方のグループホーム
平成28年 7月 生活介護事業所「ネクスト名木小」開設
昭和和63年(1988年)にしもふさ学園が開園しましたが、施設建設の中、
以下の「菜の花会五誓」が掲げられました。自らと社会への誓いであり、園に関わる」人々に受け継がれていく不易の精神です。
菜の花会五誓
・みなぎる開拓者の勇気
・大いなる愛 永遠の使命
・相互信頼 民主的経営
・不断の研鑽 積極実践
・人間の尊厳の樹立
法人研修会等の機会に「菜の花会五誓」や行動規範についての学びの場を設け、 理念の共有を図っています。また、利用者さん支援は全て理念をもとに成り立っている ことを意識して日々の支援を行っています。菜の花会五誓については朝礼の時に復唱し、 1日の誓いとして確認し合っています。
法人設立の経緯から自閉症の方の割合が高く、自閉症者支援に特化し、当該施設 のみならず、千葉県下自閉症の方々の幸せのために邁進するフロントランナーとしての役割を担い続けていることです。自閉症児者親の会連合会保護者の有志の思いが結集し、我が子の幸せな未来を託す場としての施設を作ろうという運動体が設立した法人です。
・「自閉症は昭和54年当時、重篤な障害と言われ、学校卒業後適切な行き場の無かった子供たちの将来を案じ、様々な模索の結果、限りない発達を願い、生涯にわたる療育の場として、さらには親亡き後も安心して託せる場として、わが子のみならず広く自閉症者のための社会福祉法人、施設が必要と願う親たちの熱意と大勢の方々の支援により開園しました。(菜の花会基本理念より抜粋)
自閉症の方々が多く利用されている施設、法人の為、自閉症者支援に特化した取 り組みが特徴的です。特に平成16年に建設されたしもふさ学園西館は、設計の段階から入居する利用者さんの特性に合わせて建物を建設しました。また、グループホーム(まなむすめホーム)では強度行動障害の認定を受けた利用者さんが住まう場所ですが、障害特性、個々の配慮すべき点に特化して実践を行っています。勿論、建物建設においても設計段階から利用者さんの住みやすい環境の設計を行いました。ちなみに、まなむすめホームのリビングの床下には大きな池があります。廊下の一部分がガラス張りになっていて、そこからは優雅に泳ぐ数十匹の錦鯉を鑑賞することが出来ます。家庭的な生活環境を大切にする思いからです。家庭は家と庭と書きます。リビングに居たまま庭で錦鯉が泳ぐ姿を見る事が出来る環境は素敵ですね。また、強度行動障害者の地域生活(グループホーム)について、強度行動障害のある方の支援者に対する研修事業など、千葉県からの先駆的モデル事業を受託しフロンティア精神で邁進しているということが当法人の特徴的な取り組みといえます。
①しもふさ学園(指定障害者支援施設・生活介護事業所)
②しもふさ工房(生活介護事業所)
③アーアンドディだいえい (多機能型障害福祉事業所:生活介護事業所・就労支援継続B型事業所)
④みにトマト(児童デイサービスセンター事業)
⑤菜の花ホームズ(共同生活介護事業)
⑥千葉県発達障害者支援センター(発達障害者支援センター事業)
⑦菜の花会相談支援事業(指定特定相談支援事業所)
県内及び地域の福祉的状況ニーズに対応して自閉症児・者の豊かな暮らしに法人と して貢献していきます。今後の事業については、
・利用者さん増加に伴う事業所の新設及び拡大をする。
・入所施設(しもふさ学園)の住まいの在り方を検討し対応する。
・利用者さんの高齢化に伴う環境、支援の課題に取り組む。
・地域福祉に貢献する事業を行う。
等でありますが、状況の変化に迅速に対応した事業展開をしていきます。
昭和60年当時、施設の建設にむけて活動していた菜の花会保護者の方々は、ま ず、建設用地を確保しなければという強い思いで活動していました。その活動の新聞記事を目にとめた、旧下総町名木にお住まいの山倉喜嗣氏が「どうぞ、私の山を福祉のために活用してくださいと」寄贈して下さいました。そのことにより、今この地にしもふさ学園が建設されました。
法人の大恩人であります山倉喜嗣氏への感謝の思いを込めて、親御さんたちによって平成14年4月に胸像が建立されました。
たくさんの桜の花をめでながら、緑豊かな時季に行っている「みどり祭り」は年に1回、4月に開催しています。地域の方々への日頃のお礼や、交流を深める機会として開催しています。利用者さんのエイサーなどのパフォーマンスも元気に行われます。また、有名人を招いてのコンサートをお祭りの目玉として実施していますので、是非遊びにいらして下さい。ちなみに平成27年は酒井法子さんがゲストでした。数年前には美川憲一さんや森昌子さんもゲストとしてお招きしています。お祭り以外では地区の家庭を1軒ずつ回って、古紙回収等も行っています。
菜の花会を利用されている利用者さん・ご家族はもちろんですが、職員、そして 地域の方々が集い、交流をするお祭りです。「みどりの中から夢と感動を!!」を合言葉にこの年に一度のお祭りを通じて、菜の花会を、さらには地域を活性化していく為にも大きな意義のあるお祭りとなっています。毎年来客者総数が500名を超え年々増えてきています。平成27年6月7日に圏央道の下総IC、さらには圏央道と東関道が開通しましたので、みどり祭りは更にたくさんの方々が遊びにいらして下さる事を、今から楽しみにしています。
地域の方々との交流と感謝の気持ちを大切にしています。地域との繋がりや絆を 意識しながら、地域の方々が「アーアンドディだいえいがここにあって良かった」と思って頂ける機会にもなるように。「ゆいまーる」の精神で、ここに集う利用者さん・ご家族・そして地域の方々との交流の場としてお祭りを開催しています。
今、日本は少子化が大きな課題となっていますが、菜の花会では子育てを応援す る為、いくつかの行動計画を策定しています。その一つとして次世代育成事業として、職員のお子さんを対象に職場で働くお父さん、お母さんを見る事のできる「こども参観日」を毎年行っています。我が子にも誇れる仕事、子どもの誇れる親の仕事がこの福祉の仕事だと思います。
東日本大震災を契機に障害を持った方々が災害に見舞われた時の、避難生活拠点 のあり方が大きな課題として浮き彫りになりましたが、それらを踏まえて大規 模災害対策として建設しました。平成24年11月に成田市と「災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協定書」を締結し、平成25年3月に竣工した福祉避難所です。万が一災害が起こった時に、障害を持った方々が、安全で配慮の行き届いた環境の下で安心して避難生活ができるようなスペースです。あの東日本大震災の教訓を心に留めるため、その名前に3・11と名付けています。
強度行動障害(特別な支援を要する)の方々が地域生活をすることを目指したグ ループホームとして、平成26年度千葉県のモデル事業として指定を受けて建設し、4名の方のグループホームでの支援をしています。
サービス等利用計画を作成して、利用者さんたちのサービス利用に関する相談に 応じたり、サービスの利用に向けた調整をする仕事です。相談員は相談支援従事者研修を受講していることが必須になります。
平成14年全国で12ヶ所「自閉症・発達障害者支援センター」が設置されまし た。現在では各都道府県に設置されています。千葉県では社会福祉法人菜の花会が千葉県より事業委託を受けて千葉県自閉症・発達障害者支援センター(CAS)を開設しました。選定された理由としては千葉県下の自閉症児者とご家族の支援を丁寧に行っていたこと。入所者へのケアに留まらず、在宅福祉への展開をしていた事、千葉県自閉症協会と深く連携がなされていたことが評価されました。 センターは千葉県内に住んでいる発達障害のあるご本人、ご家族が安心して暮らしていく事が出来る様な事業を行っています。関係機関からの相談も受けたり、発達障害の正しい理解や支援の方法を広めるための研修や啓発活動も行っています。千葉市と我孫子市の2か所にセンターがあります。
Ⅱ-利用者さんに関すること
しもふさ学園 38名
しもふさ工房 46名
アーアンドディだいえい 67名
法人の基本理念にもあるように、自閉症の方々が大半を占めています。各事業の内訳は以下の通りです。
しもふさ学園 自閉症94,8%、身体障害2,6%、知的障害2,6%
しもふさ工房 自閉症50%、知的障害41%、精神障害9%
R&D 自閉症77,6%、ダウン症3%、身体障害4,5%、
知的障害13,4%、精神障害1,5%
事業所ごとに以下の通りとなっています。
しもふさ学園 30代4名、40代33名、50代以上1名
しもふさ工房 10代10名、20代11名、30代13名、
40代9名、50代以上3名
R&D 10代8名、20代36名、30代17名、40代6名
しもふさ学園 平均区分5,63
しもふさ工房 平均区分4,10
アーアンドディだいえい 平均区分4,4
作業活動については事業所や作業科によって異なりますが、屋外で椎茸や野菜を栽培し、 販売している作業科もあれば、組立や梱包等を行う内職作業を担当している作業科もあ ります。それ以外には、さをり織りという織物を行っている作業科もあれば、パンの製 造や販売をしている作業科もあります。
入所施設しもふさ学園の場合は、平日が作業日課となっており、土日が休日となります。 休日は昼食外出やカラオケ、映画、ドライブに出掛けたり、近隣まで散歩に出掛けたり しています。近くには成田ゆめ牧場もあり、常連さんです。外出以外ではおやつ作りを したり、室内でゆっくりテレビを見たり、音楽を聴いて過ごされている方もいます。ま た、週末から帰省をされる方もおり、ご自宅でゆっくりされて日曜日に施設に戻られる 方もいます。
<入所利用者さんの場合>
6:30 起床・検温
7:15 朝食
8:00 歯磨き・身だしなみを整えて出勤の準備
8:45 作業科へ出勤
9:30 作業開始
12:00 昼食
13:00 作業開始
15:30 作業終了
15:45 入浴準備・入浴
18:15 夕食
20:00 歯磨き・就寝準備
事業所によっても若干異なりますが、作業科単位では日帰り旅行があります。 10名~20名ぐらいの小グループで関東圏内へ出掛けています。ここ最近ではひたち 海浜公園や大洗水族館、蓮沼海浜公園、海、葛西臨海公園等に出掛けています。年に1 回1泊旅行も実施しており、最近では東京ドイツ村やスパリゾートハワイアンズ、群馬 サファリパーク、横浜中華街等へ出掛けています。また、年末年始に帰省が難しい利用 者さんは年越し旅行として、毎年福島へ1泊旅行に出掛けています。休日のイベントと してはバーベキューや野球観戦、サッカー観戦、高校野球甲子園観戦にも出掛けたこと もあります。
Ⅲ-支援に関すること
菜の花会行動規範に沿って利用者さんの支援を行っています。行動規範については以下 の通りです。
菜の花会行動規範
①自己への気付き、啓発をする事で困難に立ち向かい、福祉の仕事に邁進します。
②利用者さん1人1人を理解し、障害特性に応じたきめ細かい支援を行います。
③職員の存在が利用者さんにとって大きな影響を与える可能性があることを自覚し、
安心・安全・満足をもたらす実践を行います。利用者さんが混乱した場合には更に利
用者さんへの理解が求められることを自覚します。
④利用者さんの能力向上のみに注目することなく、利用者さんと生活や行動を共にする
ことにより、お互いに分かり合える関係づくりを大切にします。
⑤私たちは利用者さんとの時間を楽しみます。
・「知的障害」とは、知的機能の障害により、認知機能(理解・判断・思考・記憶・知
覚)の全体的な遅れと適応行動の遅れのあることを言います。水準より遅れたと知能指 数の数値ではIQ70以下の範囲に入ります。
・「自閉症」は、脳機能の障害です。育て方や環境によっておこるものではありません。 性格でも「心の病気」でもありません。自閉症の方は脳の働き方(メカニズム)が違い、 物事の理解の仕方や感じ方が異なります。
・「自閉症」の方々の主な特徴としては、
①他の人の気持ちや考えを理解することが難しく、相互にやり取りをすることが困難で す。(社会性の障害)
②人に自分の気持ちや意志を伝えることがうまくできません。言葉がないこともありま すし、言葉を話していても必要な事が伝えられない場合もあります。 言葉を聞いて理解することが苦手です。長い説明や抽象的な表現は特に苦手です。 (コミュニケーションの障害)
③いつも同じであることにこだわりのある方もいます。また、予想と違うと混乱します (こだわりと想像力の障害)
④感覚刺激(聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚)に対して独特な感じ方をします。 全体的には、以上のような特徴がありますが、自閉症の方一人一人個性的です。 それぞれ個々の障害特性やその程度を十分理解した支援に努めています。
施設が開所した際に入所された方々が、28年の歳月を経て、平均年齢が40代 となってきています。今後考えられる支援の課題は、利用者さんの高齢化に伴う運動機 能や認知機能の低下に合わせた支援です。日中活動の作業支援の内容や頻度などについ ても対応していく事が求められてくると思います。生活、活動空間のバリアフリー化な ども必要になってきます。また、医療と密に連携した健康管理等も要な支援課題です。
しもふさ学園では年に2回施設内の環境整備を親御さんと一緒に行い、お話しを聞きな がら交流を図ったり、親睦を深めています。また、年に1回三つの施設の育成会(保護 者会)との合同一泊旅行も行っています。ボランティアで花壇の整備なども行っていた だいています。みどり祭りでは販売ブースを設けて盛り上げて下さいます。敷地内には これまで保護者の方々と協働で製作したバーベキューハウス、花壇など思いの詰まった ものがたくさんあります。
英国自閉症協会が示している自閉症支援の理念です。私共はその理念を肝に銘じて利用 者さんに関わっています。
・Structure :簡単で明瞭な枠組みでわかりやすい環境の設定。
・Positive :ポジティブに関わる(ほめる)。
・Emphasis :共感(理解)し、利用者さんの思いに寄り添う。
・Low Arousal:刺激が多過ぎると混乱するので刺激を少なくする。
・Links :様々な機関、支援者、保護者と連携する。
TEACCHとはアメリカノースカロライナ州立大学を基盤になされている自閉症とその家族、関係者(教師や支援者)を対象とする包括的なプログラムです。菜の花会はTEACCHの理念、アイディアを学び支援に活かしています。
Teaching(教育・教える)
Expanding(広がり・啓発)
Appreciating(正当な評価)
Collaborating(協力)
Cooperating(連携)
Holistic(包括的な支援)
応用行動分析学(Applied Behavior Analysis)
・人や動物の行動の仕組みに関する学問です。
・人と環境(周囲の人や物)の相互作用の結果として行動を捉えることで、行動の予測やコントロールを目指します。
・問題行動への対応の際には、記録に基づいてその行動の機能(意味)を探り、その機能を踏まえた目標設定や環境調整を行うことで、改善を図ります。
*私たちはエビデンス(根拠)に基づいた、科学的な支援を行っています。
Ⅳ-業務に関すること
特に定めている資格はありません。
福祉系以外の大学等から就職した職員も多数います。
入職後、資格手当の項目にあるような福祉、支援に関する資格を是非取得するようにして下さい。資格取得の助成制度も整えております。
支援職員の場合は以下の表の通りの勤務形態となっています。(正規支援職員の場合の勤務形態とします。)勤務時間は原則として4週単位の変則労働時間制とし、休憩時間を除いて、4週を平均して1日8時間、1週あたり40時間としています。
8時勤(日勤) 8:00~17:00
9時勤(日勤) 9:00~18:00
12時勤(遅番) 12:00~21:00
N勤(夜勤) 15:00~翌9:30
D勤(宿直) 8:00~翌9:00
利用者さんの送迎や外出の付き添いの時に事業所の公用車を運転して頂く事がありますので、必要となります。公用車の運転については免許取得後1年以上経過している職員が運転をしても良いとし、その運転には法人内の公用車運転試験に合格しなければなりません。新任職員の方では全くのペーパードライバーだった方もいますし、免許を持っていても車を持っておらずにバイク通勤をしている方もいますし、入職後に教習所に通っている職員もいます。
基本的には残業はありません。しかし、利用者さん支援以外に各職員は担当の委員会を持っています。そういった業務については就業時間後に行う事が多い状況があります。しかし、就業時間1時間以内には退勤する事を推奨しています。また、宿直や夜勤明けで会議に参加しなければならない時には、残業として時間外手当が支給されます。
平均して3~5回程度の回数で1カ月に宿直・夜勤業務に入る事が多いです。
特定職員に限って、特定の勤務を優先することはしておりません。利用者さんの日中、夜間の支援を支えることを優先して、全体の職員のバランスを考慮して勤務表を作成しています。
大まかな業務の流れについては以下の通りとなっています。夜間、寝付けない利用者さんの付き添い支援や病気や発作等ある方についてはその状態に合わせた対応を行っています。 宿直業務(8:00~翌9:00) 8:00~歯磨き、整容支援
9:00~作業活動支援
12:00~昼食支援・昼食
13:00~作業活動支援
16:15~休憩
17:00~入浴支援
18:00~夕食支援
19:30~歯磨き支援
20:30~就寝準備
21:00 消灯
21:00~記録記入
23:00~館内見回り
23:00~休憩
6:30~起床支援
7:15~朝食支援
9:00 退勤
夜勤業務(15:30~翌9:30)
15:30~入浴支援
18:00~夕食支援
19:30~歯磨き支援
20:30~就寝準備
21:00 消灯
21:00~記録記入
23:00 館内見回り
23:00~洗濯物たたみ
0:30~浴室掃除
2:30~仮眠
4:30~館内見回り
5:00~トイレ誘導
6:30~起床支援
7:15~朝食支援
8:45~朝礼
9:30 退勤
2年目以降の職員を対象として、任意によりホームメイトの登録を行っていただきます。メイトの登録をした職員はグループホームへ泊まることができます。泊まりの頻度については、月に1回程度です。
利用者さん全員が地域の一員として、安心して生活できるようにサポートすることは大切な仕事です。その為には利用者さんを知って頂く機会として、地域の草刈りやゴミ拾い等にも一緒に参加しています。そして、最も大事なことは、明るい元気な挨拶です。「気持ちのいい挨拶だね!」とお褒めの言葉を地域の皆さんからいただいたりする事も有ります。もちろん、職員も率先して挨拶しています。
新任の職員も出席する会議もあります。作業科会議、生活館会議では作業科毎や、所属している生活館での会議になり、5名~15名程の規模での会議があります。他にはチーフ以上が出席する運営会議や係長職以上が出席する経営会議があります。また、年度末には人事発表を行う全体会議もあります。全体会議では事業所毎に全ての職員が参加します。
Ⅴ-人事・配属に関すること
異動はあります。毎年、人事が見直され、事業所内であっても部署(配属先)が変わる事もあります。1年の場合もありますし、数年後という事もあります。5年以上変わらないという場合もあります。その基準としては事業の拡大や縮小、組織変更等の場合、人事の過剰や不足を生じた場合、職員本人の適職に職を移す場合、経営上必要な場合に異動があります。今後はさらに事業も大きく拡大していく事が予想されますので、その点では事業所が変わるという事も機会としては増えていく事が考えられます。
以前は職員向けにアンケートを取った事もありますが、あくまでアンケートであって、希望の配属先になるという訳ではありません。職員の適性等もありますが、法人内での移動とほぼ同様の理由で配属先が変わります。3~4年ほど同じ配属先という事もありますし、1年で配属先が変わるという事もあります。毎年ドキドキしますが、これもまた楽しみでもあります。
非正規職員としての業務態度や支援の専門性等、総合的に勘案し、また本人の希望に基づいて正規職員採用試験を受験していただく場合も有ります。実際に契約職員から正規職員へとなって、現在も活躍している職員もいます。
職員の定年は満60歳です。基本的には60歳に達した月の末日をもって退職となります。本人の希望によっては高年齢者雇用安定法に基づく規定に定めるところにより所定の基準を満たしていることを条件に、適用年齢まで継続雇用となります。
福祉の心を持ち、利用者さんに常に寄り添い、利用者さんの事を自分の家族のように思える職員と一緒に支援を行っていきたいですね。 批判よりも提案して行動をする職員。また、何事に対しても、自分事として捉え、どうしたら良いか考えて提案し行動する職員。そして、明るく元気でちょっぴり世話好きな職員を求めています。
採用後直ぐに、みにトマトへの専属配属はありませんが、利用する児童の人数によっては、状況に合わせてサポート支援入る場合もあります。経験と適性、専門性から判断して、みにトマトに配置することもあります。
所属の部署については、希望調査はいたしますが、希望の部署に配属されるとは限りません。また、相談については、生活支援の経験を経てから相談支援に配属されるのが一般的です。
生活支援職員の募集になりますので千葉県発達障害者支援センターへの配属はありません。
Ⅵ-待遇に関すること
手当も名称のように、いきいきした職場であるために基本的な事です次の3つの事を大事にしています。
①10分前の行動を意識する。
②元気な挨拶を心掛ける。
③1日1回以上、職員同志がありがとうと感謝の思いを言葉で伝えること。
この、3つの行動を行っていることを必須条件として「いきいき宣言手当」1月あたり15,000円が支給されます。半期に一回それぞれが宣誓書(任意)を提出します。
・基本給は俸給表に基づき、大卒は2等級7号俸で171,000円、短大卒は2等級5号俸で160,000円です。
・例えば大卒の場合は、
基本給・・・・・・・・・・171,000円
いきいき宣言手当・・・・・ 15,000円
宿直4回の場合・・・・・・ 16,800円
住宅手当・・・・・・・・・ 18,000円
交通費片道20kmの場合・・14,000円
資格手当・・・・・・・・・ 5,000円
消費税対応手当・・・・・・ 4,000円
★1ヶ月の総支給額の合計=243,800円程になります
・資格手当は月額5,000円支給されます。法人では資格取得を応援する為の制度も用意していますので、是非あなたもチャレンジしてみましょう!給料アップのチャンスです。次に挙げる資格が、支援職の資格手当の対象になります。
・社会福祉士・精神保健福祉士・知的障害者援助専門員・知的障害者福士
・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・保育士
あります!!年間で基本給の4.5か月分支給されます。4月に1か月分、7月に1.4か月分、12月に2.1か月分支給されます。(平成26年度実績)
*社会情勢や景気の変化に関らず、開設より一貫して4.5ケ月分の支給を堅持しています。
ボーナス査定については査定表に基づいて自己査定を項目ごとに行います。その後、直属の上司が評価し、各事業所の施設長が評価し、最終的には総施設長の評価を経て支給額が決定されます。尚、7月と12月は個人評価。4月はそれぞれの部署単位、チームでの評価になります。
年末年始手当ては1日あたり3,000円支給されます。年末年始とは12月31日から1月3日までを指します。ただし、半勤(4時間以上8時間未満)は、」1日1,500円の手当てとなります。
取得できます!新任職員では勤続半年が経過し、所定労働日の8割以上出勤した時点で10日付与されます。1年半以上継続勤務した職員については以下の通りです。ただし、取得については上司と相談の上でという事になりますが、法人の研修会、みどり祭りや新年会等のイベントを除いての取得となります。
大体は国家公務員の給与規定に準じて支給していますが、当法人住宅手当ついては、出来る限り施設の近隣地域に住んでもらいたいという法人の思い入れのある住宅手当があります。次のような支給内容になります。アパートなど賃貸で居住する場合は、扶養者がいない場合は18,000円/月、扶養者がいる場合は25,000円/月になります。 ☆また、住宅を新築、購入した場合、5年間は4,500円/月になりますが、成田市、神崎町、香取市に住宅を新築、購入したら5年間は25,000円/月が住宅手当として支給されます。これは、他の法人にはない厚い手当です。5年間。合計で比較すると、27万円と150万円になります。この差額は大きいですよね。新車が1台購入できますね。 ☆旧下総町内にアパートを借りた場合は、仲介手数料を法人が負担します。
Ⅶ-福利厚生に関すること
産前産後の休暇、育児休暇、介護休暇があります。
社会福祉士、知的障害者援助専門員資格取得にあたって助成制度を設けています。 例えば、社会福祉士の場合は、受講助成金10万円、資格取得完了祝い金10万円です。知的障害者福祉士の場合は、受講助成金3万円、資格取得完了祝い金5万円です。難しい資格ですが、合格するまでチャレンジをすることが大事です。合格しないと、資格取得完了祝い金の助成はありません。
4週8休となっています。つまり、月単位で考えると、月の土日の数だけの休日を取得できます。休日の希望を申請することも出来ます。シフト制の勤務の為、土日に出勤することもありますが、その代わり平日に休む事も出来ます。会議や他の職員との兼ね合いで調整が必要になる場合もありますが、8日の公休の場合、2~4日程度の希望を申請する事は可能な状況です。有給休暇の取得も可能ですので、公休日と併せて海外旅行へ出かけるのも良いですね!!
正規職員については健康診断が毎年あります。年齢によって異なりますが、産業医による内科検診、その他には血液検査・尿検査等があります。加えてガン検診が年齢によって実施されています。35歳以上の職員については成田日赤病院での受診となります。費用は全額法人が負担しますが、オプションの検診については自己負担となります。女性の場合子宮がん及び乳がん検診については全額法人が負担します。
Passo中里(しもふさ学園入口にあります。中里ホーム2階1K)定員1名
Passoやまぼうし(しもふさ学園敷地内にあります)定員1名
Passo高(高ホーム隣にあります。)定員2名
職員食堂はありませんが、朝昼夕3食の食事を作っている厨房があり、調理を担当している職員がいます。毎食、出来立てのあたたかいご飯が食べられます。ボリューム満点です。平日はお弁当におかずが入った状態で用意され、各部署で炊き立てのご飯を配膳しています。月に1回昼食のおかずを選ぶことの出来る機会もあります。利用者さんはもちろんですが、職員も楽しみにしています。
制服や作業服の支給はありません。半袖でも襟付きの衣類(ポロシャツ)を着用する事を基本としています。TシャツやジャージはNGです。
毎年、旅費を毎月積み立てして年に1回実施しています。内容としてはここ数年では海外3泊4日旅行、国内1泊2日旅行、日帰り旅行となっています。職員がそれぞれに行先を選ぶ事が出来ます。ちなみに海外旅行の行き先としては台湾、香港、ベトナム、韓国へ行きました。成田空港が近いので海外旅行もとても便利です。
クラブ活動はありません。職員同士の交流の場の1つとしてバレーボールを行っ ています。もちろん勤務時間外です。7月に行う近隣の法人との交流会、地区大会、県大会に向けて6月~11月にかけて基本的には週2日(水)(金)で練習を行っています。平成15年と16年には県大会で連続優勝した経歴もあります。
Ⅷ-教育・研修に関すること
全国規模の大会等への研修、新任職員の方ですと、千葉県の施設が集う新任職員研修が一番初めの研修になると思います。
法人内の勉強会として毎月1回勉強会を行っています。講師は法人内のCAS職員が担当し、応用行動分析やTEACCHプログラム等について学び、専門性や知識の習得に努めています。また、年に3回は法人研修会として近隣のホールを貸し切って、外部から講師をお招きして1日をかけて行う学びの場もあります。そのうちの後半1回は実践発表会と称し、各部署から実践報告を行います。全16部署が1日を掛けて報告を行います。発表会優勝部署にはなんと現金5万円、優秀部署には3万円の賞金もあります!!その他には2年目以降の職員を対象とし て、他の施設への1泊研修会も実施しています。
パワーアップ!!ですので、職員の支援スキル向上、専門性の向上を図る為に月に1回勉強会を行っています。応用行動分析やTEACCHプログラム等、自閉症の方々への支援についての情報収集、情報交換を行い、ケース検討等、現場の支援活用できるように勉強会を行っています。毎回、30人以上の職員が参加しています。(宿直・夜勤職員を除いて)。年度末には、各事業所ごとに実践の結果を報告する報告会が法人全体の研修で行われます。講師は、当法人内事業所の千葉県発達障害者支援センターの心理専門職員です。
平成21年度よりブラザーシスターフレンド(BSフレンドと呼んでいます)を行っています。新任職員1名に対して2年目以降の先輩職員が1名付きお兄さん、お姉さん役となって親身になって相談に乗ったり、業務の仕方、社会人としてのマナー等伝えていきます。先輩職員の経験を通して、後輩職員のよき相談相手となり、悩みに共感したり助言等を行う実践的なOJTです
Ⅸ-職員に関する事
平成27年7月現在では、123名の職員が在籍しています。年齢層については以下表の通りです。
20代 男性51% 女性51%
30代 男性23% 女性23%
40代 男性18% 女性 9%
50代 男性 8% 女性17%
正規職員は88名です。そのうち男性47名、女性41名です。非正規職員は63名の内男性が17名で女性46名です。嘱託職員は2名です。合計で153名です。
男性は5年未満が62%、5年以上10年未満が18%、10年以上15年未満が5%、15年以上が15%となっております。
女性は5年未満が48%、5年以上10年未満が34%、10年以上15年未満が6%、15年以上が12%となっております。
福祉系に関わらず、出身学部は多岐にわたっています。参考までですが、過去5年間の職員出身学部は以下の通りです。
保育学部・経営学部・環境テクノロジー学部・福祉学部・教育学部・国際文化学部・障害福祉学部・スポーツ健康学部・法学部・心理学部
成田市内に住んでいる方が半分以上を占めていますが、成田市近郊の香取市、神崎町から通勤している職員も次に多いです。だいたい通勤時間30分圏内に住んでいる職員が多いです。距離で言えば、20km前後ですね。遠方では、茨城県鹿嶋市から50分ぐらいかけて出勤している職員もいます。
比較的若い職員が多いこともあり、明るく元気な雰囲気があります。また、何事にも一生懸命に取り組む職員が多いのが特徴です。仕事にはもちろんですが、バレーボールの練習等の親睦行事にも真剣に取り組んでいます。また、支援にはチームワークが求められますので、その点でも職員間の関係も良好なものだと思います。
利用者さんに名前を呼んで頂いた時、お会いすると駆け寄ってきて下さる時、笑顔を見せて下さる時がやりがいを感じます。
(10年目:K職員)
利用者さんの出来る事が増えた時、ステップアップした事を感じた時に良かったと思います。特に利用者さんと1つの目標に向かって取り組んでいる時が何より、私自身も楽しく、さらには輝く利用者さん、頑張っている利用者さんの姿に親御さんが涙していた時に、やりがいを感じました。
(9年目:H職員)
利用者さんが芸能発表会へ出場し、1,500人の観客の皆さんの前でソーラン節の演舞を堂々と披露している姿、優秀賞受賞を一緒になって喜ぶ職員を見て、踊りの練習、「踊りたい」と願う利用者さんの思いを形に出来て良かったと感じたと同時に、次はどのような事に取り組もうかと考えている事が楽しく、やりがいを感じます。
(19年目:M施設長)
利用者さんに一生懸命な所が誇りだと思います。自閉症の方々の課題や保護者の思いに対して、職員1人1人が悩み解決しようとして、とことん向き合っています。当たり前かもしれませんが、その結果として、利用者さん1人1人を大切にすることで、今では菜の花会を利用して下さる方々が増えているのだと思います。
(19年目:M施設長)
この地域(私が生まれ育った地域)に、この法人、施設があるという事が誇りであり、更にその施設で働いているという事が誇りです。 (17年目:F副施設長)
・千葉県下で自閉症支援と言えば「しもふさ学園」と評価されていること。
・自閉症者への支援に特化している点。
・職員が支援にはもちろんですが、それ以外も一生懸命な点。
職員の仲が良く、プライベートなことも相談できたことです。落ち込んだ際に、親身になって相談に乗り助言をしてくれる上司がいたことです。
(6年目:K職員)
利用者さんとの関わりの中で、楽しい、幸せそうな笑顔に接した時。保護者の方々や地域の方々から、温かい労いの言葉をいただいた時等に感じます。
(19年目:M施設長)
婚活をするために入職したわけではありませんが、最愛の夫に巡り会えたことです!夫が真摯に仕事に取り組む姿を見ることが出来て、更に思いも深まり、そんな夫を支えていきたいと思っています。
(10年目:K職員)
ずっとお付き合いしたいと思える先輩や上司、同僚に出会えた事です。何か時に声を掛け合える仲間がいると、困難な仕事も乗り越えられる力になります。
(9年目:H職員)
入職時は契約職員でしたが、先輩職員が正規職員へ登用しても良いのではと施設長に進言して下さり、採用試験を再度受けて、晴れて正規職員となる事が出来ました。
(14年目:J職員)
1人1人にあった支援を見つけていく事ですね。これはやりがいでもありますが、その反面で難しさを感じる事もあります。だからこそ、利用者さんにとってのより良い生活や活動の為に支援をしていきたいと強く感じています。
(14年目:K職員)
利用者さんが抱えている辛さを本当の意味で理解する事、思いを十分に汲み取る事が出来ているかどうか。難しさを日々感じながら関わっています。
(M職員・U職員)
利用者さんの事を思い支援を行っていても、なかなか成果が上がらずに、利用者さんが望まれている姿が見えないと感じる時に難しさを感じます。
(24年目:K職員)
利用者さんの気持ちを上手く理解できなかったり、意思疎通が出来なかった時は、お互いにつらい気持ちになります。
(9年目:H職員)
利用者さんの思い、ご家族の思いに寄り添い支援を行う事です。利用者さんの中には上手く自分の気持ちを伝えることが苦手な方もいます。その為、私たち職員がその代弁者となるべく、利用者さんの声に気付けるように常に利用者さんを思う気持ちを忘れないように支援に努めています。
(14年目:K職員)
利用者さんの立場に立って物事を考えるという事を常に意識しながら、支援を行っています。当たり前の事かもしれませんが、支援の基本だからこそ、丁寧に意識するように努めています。
(5年目:W職員)
ご本人のペースを尊重して支援を行う事・支援を中途半端なものにしない事・ご本人に分かりやすく説明を行う事を意識しています。
(24年目:K職員)
言葉遣いです。利用者さんは一人ひとり、得意なことや苦手なことが違います。その方々にあった言葉で伝えることで、よりわかりやすくもわかりにくくもなります。また、私たちが口癖となっている、「あれ」「これ」「それ」といった言葉を理解する事が難しく、具体的に話すことを意識しています。
(6年目:K職員)
見た目が怖いとよく言われてしまうので、優しく、楽しい時間を過ごして頂けるように心掛けてコミュニケーションを図るようにしています。
(19年目:M施設長)
当たり前の事ですが、1人1人と顔を向き合わせて丁寧に接する事です。利用者さんの年齢層は様々ですが、利用者さんに対する敬意を忘れないように心掛けています。 (10年目:K職員)
笑顔と挨拶ですね!私たちが笑顔でいると、利用者さんも笑顔になってくれます。私たちが暗い顔をしていると利用者さんも暗い気持ちになってしまうので気をつけています。
(9年目:H職員)
友達感覚にならないことです。支援をしていく上で、良くない支援をしている場合にきちんと注意や、意見を言えるような関係になっていなくては、支援のプロフェッショナルとは言えません。お互いを信頼し合いながらも物事をきちんと見て、きちんと言えるような関係になるようにしています。
(5年目:K職員)
入職当時は仕事=友達のような感覚があり、お互い分かり合っているような感覚で仕事を進めている事がありました。しかし、社会人としては馴れ合いのような関係は好ましくないと反省して、今に活かしています。
(19年目:M施設長)
一緒に働いている職員はチームで支援を行っていますので、チームの仲間を大切にする事です。一人で抱え込まずに協力して業務にあたるように心掛けています。
(9年目:H職員)
間違いなく利用者さんの笑顔です。支援をすることで、これまでできなかったこ
事ができるようになったり、情緒が落ち着かなかった方が支援をすることで落ち着いて笑顔で生活するようになった時です。
(5年目:K職員)
支援をしている中で少しでも利用者さんの変化が見られた時、それがご自宅でも同じように変化が見られた時に、支援をしていて良かったとやりがいを感じます。
(14年目:K職員)
利用者さん、ご家族から感謝の言葉を頂いた時に働いていて良かったと感じました。
(9年目:A職員)
私の場合は、知的障害や自閉症といった方がどのような性格や特性をしているのかが全く分からなかったので、仕事をしていくことが出来るのかといった不安はありました。先輩職員の助言や支援方法をマニュアル化してある為、一通りの支援の内容はマニュアルを見ればわかるようになっています。また、勉強会等に参加して自身の知識が豊富になっていくことで不安はなくなりました。
(5年目:K職員)
転職してきたので、給与面の事が心配でした。しかし、前の職場よりも給与が上がったので、一人暮らしでも生活できました。また、入職前には引っ越しのサポート、具体的には礼金の免除や引っ越し用の車を貸して頂く等があり、助かりました。
(3年目:K職員)
茨城県から通勤していた為に時間通りに到着できるかが不安で30分前には到着できるようにしていました。今は慣れました。
(24年目:K職員)
職場の雰囲気に馴染めるか、勤務体制が変則的な為に体力的に私で出来る仕事なのかと不安でした。しかし、働き始めると非常に働きやすい職場で、宿直等の勤務も3か月が経ち、慣れてきており、今現在は不安に感じる事は解消できました!
(1年目:H職員)
利用者さんとの距離を縮める事でした。コミュニケーションを苦手としている、自閉症の方が多く利用されているので、その方々と信頼関係を築き、受け入れてもらうことに苦労をした記憶があります。しかし、時間をかけてゆっくりと絆を深めた分、信頼関係はとても固く、深いものがあります。
(5年目-K職員)
早寝・早起き・車での通勤が大変でした。佐倉からの通いでしたので、途中から職場の近くに引っ越しました。部署内に同期に入った職員がいなかった事が心細く感じていましたが、たくさんの先輩職員が温かく支えて下さいました。
(9年目:A職員)
パソコンが全く出来ずに3行をWordで入力するのに30分ぐらい掛かっていました。先輩に教えて頂きながら、また、自宅にパソコンを持っていなかったため、私の仕事が終わるまで上司の職員が付き合って下さり、入職したばかりだったため、私の両親が心配しないようにと電話もして下さいました。大変でしたが、今ではあっという間に文書作りもExcelの表計算もパワーポイントもバッチリです!!
(14年目:J職員)
勤務希望として休日の希望を申請する事が出来ますので、平日に休日を申請して、旅行へ出掛けたりする事も出来ます。また、日勤業務が中心となる為、仕事を終えてから、友達と食事に行く事も可能ですし、もちろん職場の同僚と一緒に食事&飲み会等も出来ますよ!下総インターが開通してアクセスも非常に良くなったので、仕事終わりに夜景を見に横浜まで行くのも良し、冬場は下総インターから福島や新潟方面のスキー場へ出て、翌朝からスキーやスノーボードを楽しむのも良しですよ!ただ、仕事があっての休日ですので、はめを外し過ぎて事故や怪我のないように両立しましょうね!!プライベート、仕事ともに充実すること、ワークライフバランスはとても大事ですね。
(14年目:K職員)
年に一度海外旅行に必ず行く!と決めて、有給休暇を頂き、リフレッシュしています。現在は仕事を終えた後に着付け教室に通い、資格取得を目指して奮闘中です。
(9年目:A職員)
休みの日には仕事をしないように心掛けています。仕事とプラーベートとの境界が無くなってしまう事のないように自分の中で切り替えを意識的に行い、メリハリをつけるようにしています。
(14年目:J職員)
仕事を計画的に行うようにして、仕事と同じように旅行やライブ等の楽しい事を企画し、仕事のモチベーションにもなっていくように仕事をするだけになってしまう事がないように外出をする事を意識しています。
(K職員)
休みの時には休むことを意識しています。メリハリですね。自宅にはなるべく仕事を持ち帰らない様にしています。
(1年目:H職員)
年度毎に、若干名退職する職員がいます。退職する主な理由としては、他の職種への転職、家庭の都合等の理由、教職を目指す等が挙げられます。
Ⅹ-わくわく・知っ得情報
色々なイベントや、利用者さんの生活、職員研修の様子などが掲載されています。新鮮な菜の花会の情報をお伝えしていきたいと思っています。ホームページのトップページに掲載していますのでお読みいただき、いいね!お願いします。
広報誌は事業所ごとに作成しています。毎月1回のペースで発行しています。各事業所のイベントや活動の様子を掲載しています。広報誌のタイトルは、しもふさ学園「NEWS」、しもふさ工房「工房だより」、アーアンドディだいえい「スマイル」です。
必ず知っておかなければいけない、知識や制度は特にありませんが、機会や意欲があれば、書籍、インターネット等で自閉症の方の特性や支援方法 、障害者総合支援法の図解本等を読んでおくことを薦めます。
バレーボールの練習は法人内合同で行っています。その他には新任職員の歓迎会、ボーリング大会、職員旅行、忘年会、年度末打ち上げ等イベントごとに交流の機会があります。各事業所職員から構成された親睦会が様々な企画をして親睦を深めています。
バレーボールやその他スポーツ、芸能発表等を通じて、他の施設とも親睦・交流を図るイベントがあります。また、7月に行われる4法人交流会では4年に1度オリンピックのように幹事施設の担当が回ってきますので、お祭りのように盛り上がります。
成田ソラあんパンとは成田市が地域活性化の一環として企画し、市内の事業者が成田市産の食材を使用し、製造・販売するあんパンの事です。一昨年度8月にアーアンドディだいえいB事業所空とぶパンだという作業科で作成しているさつま芋あんパンが成田市からソラあんぱんの認証を受けて販売することが出来るようになりました。空とぶパンだで作っているソラあんパンには地元で作っているベニアズマを使用しています。ぜひご賞味下さいませ。
はい、購入することができます。職員以外でもだれでも購入することができます。獲れたて新鮮なのでとても評判がいいです。おいしいですよ。
はい、しもふさ学園の敷地内には1つだけ黄色いポストがあります。そのポストは、本来のポストとしての機能はありません。(郵便屋さんは回収しません)が、親御さんからの温かい励ましや感謝のメッセージが投函され、私達は幸せの黄色いポストと呼んでいます。職員の頑張ろうという気持ちが高まってきます。
学園の入口右側の「菜のちゃん広場」に置いてあります。災害時の非常食、毛布、発電機などを貨車の中に備蓄しています。成田市と災害時の協定を結んでいますので、学園の利用者さんだけではなく、地域の方々の福祉避難所として防災拠点スペース3.・11と併せて活用できるようにしています。
Ⅺ-環境・アクセスに関すること
春には桜並木のトンネルに畑一面の菜の花、夏には清々しい緑の木々、秋には深紅のもみじを始めとした紅葉、冬は野うさぎが畑を駆け抜ける場面が見られたりと、四季が織り成す自然のドラマを感じる事が出来ますよ!! 平成27年6月7日、圏央道下総インターチェンジが施設から500mの所に開通しましたので、アクセスも良くなりましたので、これから更に活性化していく地域です。
昭和62年11月山倉喜嗣氏より施設建物用地として8,365㎡の寄贈を受けてスタートし、年々拡大して現在では畑、椎茸栽培用地などの作業活動場所も含めると、10万㎡を超える面積で、東京ドームの3倍の広さくらいになります。まるで緑の公園の中にあるような施設だと言われています。
最寄りの駅はJR滑河駅です。車で10分のところにあります。平成27年6月7日に圏央道下総インターが開通し、アクセスが便利になりました。しかも、下総インターから施設までは車で55秒と至近距離にあります。圏央道から東関東自動車道にも繋がった為、さらに便利になりました。また成田空港からも車で15分ほどですので、海外へ出掛ける時も便利ですね。